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制作過程

 

ペンによる花のデッサン

用意するもの

スケッチブックorクロッキー帳・ペン・花

 

​※今回使用のペンはMITSUBISHI製のSN-80

 

 

 

​     構図と下書き

 ペンでの下書きは消しゴムで痕を消せませんので、なるべく無駄な線を減らし、点と点を線で結ぶようにして、輪郭をとっていきます。

 

 

 輪郭が取れたら、モノの成長する方向を意識して、影や色の濃い所を大まかに線で区別していきます。

 少し目を細めて全体を見ると色の濃さや陰影がわかりやすくなります。

 

 

 

 ​大まかな陰影をつけ終われば、次は細部の描き込みを進めます。

 隣の花びらとトーンがよく似ているときはタッチを変えたり、線で区切ってあげるといいでしょう。

 

      完成

 

 

 全体のトーンを見比べながら、細部をさらに描き込んで完成です。

 

ペンを使用したデッサンも鉛筆デッサンも基本的に同じですが、ペンを使用した場合、消しゴムを使用できないため、いかに無駄を減らすかが焦点となってきます。

うまく描くコツは、はじめの段階でしっかりと「面・点」で物の形を捉えておくことです。

「面」を使って大きさや配置を決め、点と点を線で結ぶようにして、形をとる練習から始めてみましょう。

〇ポイント〇

慣れてくると段々と描くスピードも速くなってきます。

そんな時は、一旦手を止めて観察する時間を増やしてみましょう。

新しい発見がきっと見つかるはずです。

毎日、コツコツと自分にできる範囲での練習の積み重ねが、

何よりの上達の近道です。

 

 

 

ー復習作品ー

 

 

~形のとりから・​鉛筆デッサン~

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